※TAKE様宅夢主さんの名前変換無 ※シリアス目指そうとしたけどほのぼの ※全体的にごめんなさい 夢を、見た。 というより俺の場合は久しぶりに夢を見た、と言った方が正しいだろう 珍しく意識が奥深くまで沈んでいっていたようだ、 今まで見た夢はどれも悲しく冷たい夢ばっかりだったが 珍しく今日は温かくて心地よかった、 誰かの優しい手が俺の髪や優しく撫でてくれていて… 顔を確認しようとしたところで俺の意識は浮上した 少しずつ傾き始めていた太陽の光が眩しくて手で目を覆った、 一体何時間眠ってしまっていたんだろう 確か俺が眠ってしまう前に可愛い女の子達が…妹のジョアンと要ちゃんがいたはず… ≪丞華くん≫ 「要ちゃん…おはよ」 ≪おはよう≫ 寝ころんだままの状態で しばらく放心していた俺の真上から顔を覗き込んできたのは要ちゃん 寝起きに美人が見れるなんて俺は幸せ者だなぁと 口にしてしまえば怒られそうな言葉を心の中でいいつつ 時間的にはずれているであろう挨拶をした 「ごめん、俺いつから寝てた?」 ≪私と話していた辺り…かな≫ 「そんなに…おかしいなぁいつもなら女の子の前では寝ないんだけど…  せめて寝顔を見てから俺も寝るのに…あはっごめんね?」 ≪無理しなくていいんだよ?≫ 「…無理だなんてそんな、女の子より先に寝てしまうなんて失礼じゃあないか」 ≪そんな事言って寝てないんでしょう?≫ 「あはは…俺が眠ってしまう前の事言ってる?」 起き上がった俺の横に要ちゃんは座り込み俺の目をまっすぐ見据えて頷いた 俺はどうも見つめられるのは苦手だ、俺の思ってることが悟られそうで。 いつもは滅多に目なんか合わせないけど…要ちゃんの目をどうしても逸らせなかった 「気にしなくてもいいよ、寝ようと思えばちゃんと寝てるし…  あ、でもナンパしてる女の子たちの前で寝ないのはホントだよ?  俺みたいなイケメンが甘えたらみんな甘やかしてくれるからそれで狸寝入り!  ほんっと気にしなくていいよ?にしても要ちゃんの膝も心地よかったよ?」 ≪え、確か丞華くんが眠った後だったはずなんだけどな…≫ 「(あ、勘で言ったら当たった)実は起きてたり?  まぁなんにせよ、ありがとうね?すっごい久しぶりにいい夢を見た気がするよ」 ≪それなら…まぁ、うん≫ 「ふふふ、困った顔しないで?せっかくの綺麗な顔が怒って色気のある美人顔に…!」 ≪意味分からないよ丞華くん≫ 俺の話しを聞き終わって納得がいかないのか眉間に皺を寄せている要ちゃんが目の前に 俺は苦笑しつつその眉間に人差し指を伸ばして優しく撫でる 美人に悲しい顔は似合わないっていうからね、 それに俺の前ではせめても悲しい顔はして欲しくない 「なかなか釣れない魚を釣るのも…まぁ醍醐味だよね」 ≪丞華くん?≫ 「んーん、独りごとだよ気にしないで」 不思議そうに首を傾げる要ちゃんに笑顔で俺は答えた どうせ二人なら楽しい話をしよう、彼女が笑ってくれるように (俺は寂しがり屋だから、なかなか手放せないんだよ) ※コピペ改変ネタですがお話が残念なおまけです 「どうしたのお嬢さん、困っているようだけど俺でよければ力になるよ?  …ああ、困らせたようならごめんなさい、  でも俺は貴方の様な美しいお嬢さんのために俺は力になりたいな…  困った顔はしないで、あなたには笑顔がよく似合ってますよ。  ふふっ照れた顔も可愛い、さぁ俺の手を取って?案内しますよ」 視線の先には歯ががたがた浮いちゃいそうなほど げろ甘いセリフを吐いている承太郎のお兄さん丞華くんの姿があった 女の人の手を優しく握りいつものへらへらした笑顔ひっさげてナンパ中だ、 偶然その現場を見てしまった ≪丞華くんってよくもまぁ飽きないよね、ナンパ…(胃が凭れる)≫ 承「あいつの生きがいみたいなもんだろ、歯が浮く」 ≪ああ、納得≫ 「あ、要ちゃん!じょーたろー!」 ちょうど買い物に出ていた私と承太郎はそんな彼を見て引いている、 いや実際はいい人なんだけど…たぶん。 容姿はかっこいいけど、口開くと残念なイケメンだよ本当に。 そんな丞華くんはこちらに気がついたのか先程の女の人に別れを告げ 右手を大きく振り私と承太郎の名を呼んでいる、まるで犬のように様にも見える 私たちの前までやってきたかと思うと急に私の手を取りぎゅっと握りしめてきた 心なしか彼の目が輝いて見える。 「こんなところで会えるなんてやっぱり運命だね、要ちゃん…!」 ≪いや偶然だと思うけど…≫ 「偶然は必然なり、つまり俺と要ちゃんの出会いは偶然じゃあなく必然…  もちろん承太郎ともね」 語尾にハートが付きそうな勢いでいつもの笑顔を振りまいている彼 疲れないんだろうか、と少し思ってしまう。というよりそろそろ手を離して欲しい。 「ふふっ要ちゃん可愛い」 ≪私可愛くないし…≫ 「…あぁ可愛くないね…今の要ちゃんの困った顔俺はあまり好きじゃないな…」 ≪いやまぁ…美形とか美人のジャンルじゃないとは自分でも思ってるけど…≫ 「俺は要ちゃんの笑ってる顔が好きだから」 ≪えっ≫ 「しょぼくれてるより笑ってる時の顔の方がうんと可愛いよ…要ちゃん」 ≪…丞華くん風邪?≫ 「そんな返しがくるとは思ってなかった…」 ≪とりあえず波紋入り種受けとく?≫ 「とりあえずのノリなんだ…」 その後しっかり丞華くんは承太郎(スタープラチナ)に殴られていました、まる ってあれ作文? *********** 要ちゃん視点で書かせて?頂いたおまけもどきです こちらもお持ち帰り可ですので! ちなみにボツ落ちがこちら ≪ば、ばかっ…!≫ 「イテ、イテテテテ!!!やめろ、やーめろって」 ≪嫌ですよーだ!このまま波紋入り種を脛に打ち込む刑っ!≫ 「ピンポイント!!」 要ちゃんとちょっと良い雰囲気にさせたかったけど私が許さない← 駄文お粗末さまでした!! *** まさかの続きまで頂いちゃいましたー!!! もう本当にいいのかと逆に申し訳ないです・・・! 丞華くん、どれだけ私のハートを盗めば気が済むry・・・げふん、すみません。 むしろ依存しちゃって下さい← おまけ以上の高クオリティなお話までありがとうございましたーッ!!!