目が覚めると前にも一度あったようにスタンド攻撃の影響で星一家の末の妹は小さくなってしまった
承太郎が鬼気迫る勢いでディオに問い詰めたところに攻撃したスタンド使いはどうやら逃走中のようだ



「も大変だね」

『ねー』



僕の膝の上に座る
部屋にやってきたDIOとジョルノくんにディエゴくんと僕たち兄妹で
ディオの部下であるアイスくんが帰ってくるまでジョアンはこのままだしどうしようかと悩んでいると
僕たちとあそびたいと言った
せっかくだし遊ぼうと言うと嬉しそうに笑う
うん、やっぱり可愛い



「は何をして遊びたいんだい？」

『んーっとね、おままごと！』

「おままごと…」

「どうした？承太郎…まさかの提案する遊びを嫌がっているわけではないだろうな？まぁ、
　嫌なら無理することはない」

「うるせぇ…誰も嫌なんて一言も言ってねぇだろ」

「ほう？このDIOには嫌そうな顔をしているように見えたがなぁ？」



バチバチと火花が飛び交いあい睨んでは凄むDIOと承太郎
今にも喧嘩しだしそうな二人を部屋の隅に追いやり仗助と徐倫たちがの傍に寄ってくる



「承太郎兄貴と黄色いのは放っておいて…、役はどうするんっすか？」

『わたしがきめる！』

「まぁが決めるなら喧嘩にはならないよね」

「そうですね…じゃないと大変なことが起こりますね特にパードレと承太郎兄さん」

「お前も大概だと思うけどな」

「じゃあ役を教えてちょうだい」

『うん！』



僕の膝に座るが笑顔で元気よく返事をしてくるりと振り返り僕に笑顔を向ける
僕はわけも分からずただにこりと笑顔でを見る



『えっとね、ジョナにぃはおとうさん！』

「僕がお父さんかい？」

「ジョナ兄親バカになりそうだよなぁ〜」

「そうかな？」

「そうそう！で、！俺は？」

『ジョセフにぃはジョナにぃのおとうと！』

「えーあんまり今とかわらねぇじゃあねぇかよぉ〜」

「兄貴はジョアンにとって叔父さんっつーことっすね！！俺は？」

『仗助にぃはジョセフにぃのむすこ！』

「げっ、まじかよー！」

「なんだよ仗助ー！俺の息子じゃあ不満ってかぁ〜？」

「ちょっ、あんた無駄に筋肉あるんだから締め技すんのはなしっすよぉ〜！」

「あはは、残念だったわね仗助！」

「うるさいっすよ！徐倫！」

「あたしは？」

『徐倫おねえちゃんはね、あたしと承にぃのむすめ！』

「兄さんとの娘？なにそれすっごくいい！ハマり役じゃない！」

「ということは俺がの旦那か…」



の父親かぁ…なんて脳内でちょっと想像していたら楽しくて幸せで、
弟妹たちもから役を聞いてちょっと文句を言うがさしては嫌じゃあないようでじゃれている
部屋の隅に居たはずの承太郎が帰って来ていたからディオはボロボロになって部屋に戻ってくるかな
心なしか嬉しそうな承太郎はの前に座る



『うん！承にぃはわたしのだんなさーん！』

「へぇ、よかったじゃん承太郎兄…僕は？」

『ジョニィ兄はわたしのおとうと！』

「ということはジョニィも僕の息子だね！」

「うーん…まぁ悪くはないかな」

「そんな…承太郎兄さんずるいです、僕はどうなんですか？」

『ジョルノにぃとディエゴくんとディオにぃちゃんはね、
　ディオにぃちゃんがわたしが承にぃとけっこんするまえのだんなさんで
　ジョルノにぃとディエゴくんはわたしとディオにぃちゃんのむすこ！』

「元…旦那だとっ！？」



がまだうまく回らない口を必死に動かして説明していく
僕はよく言えたねと頭を撫でていると
ようやく復活したのか予想していたより若干ボロボロのディオが帰ってきた
どうやら役が気に入らないのか不満らしい



「このDIOが…！このDIOが元旦那だとっ！？」

「普段の行いの差だろ」

「おのれ承太郎…！！」

「二人とも喧嘩は外でやってね」

「ならは僕のマードレですね！マードレ！！」

「いやジョルノお前順応性高すぎるだろ、あと抱きつくな」

「なに言ってるんですかこんな可愛らしいマードレがいたら抱きつくに決まってるじゃあないですか
　しかもそれがなら尚更です、僕のマードレがこんなに可愛いわけがある」

「わかったから落ち着け」

「が母親か、まぁそれもそれで楽しめそうじゃあないか(添い寝お風呂手料理…)」

「ディエゴの母親がとか認めない」



僕の膝の上にいたはいつの間にかジョルノくんの腕の中にいた
抱き締められては嬉しそうだけどジョルノくんの顔が…
ジョルノくん君のコロネが、コロネが肩崩れそうだよ



「WRYYYYYYYYYY！！！例えおままごとという遊びの役でもこのDIOはを捨てたりなどせん！！！
　おのれ承太郎覚悟しろ！！」

「おいおい…お前の方こその言う遊びに付き合うのが嫌なんじゃあないのか？俺は文句はねぇがな」

「みたいな可愛いママがいたら私も嬉しいわ」

『あたしもうれしいよ徐倫おねえちゃん！』

「でも承太郎が旦那ならは嫁にいっちゃうんだね…僕寂しいな」

『ジョナにぃ…ならわたしおよめにいかない！』

「えっ…」





Plaｙing house

(なっ…どういう意味だジョナサン！)
(ジョナサン兄さんやりますね…)
(兄は強し…ってことかしら？)
(ディエゴにはもともとあげないから)
(嫉妬か？ジョニィ)
(…やれやれだぜ) 

***
1万hitでまたまた無理の承知のネタでリクエストさせてもらった作品がこちらです。
DIOのもらった役が『元旦那』･･･吹き出せずにはいられないッ！←
あまりにも俺得すぎる内容に最初から最後までニヤニヤさせて頂きました。
悠月さん、有難う御座いました！！