※「消失のリアリティ」の消失夢主:ちゃん ※世界は混部家族パロで星一家の世界 ※呼び方・呼ばれ方は独断と偏見 ※会話表記は筆記→≪≫ ※カオス
「そうだ、ジョアン」 『なぁに?ジョナ兄』 いつものように学校に行くために制服に着替えてリビングに降りて席に座ると いつもより笑顔なジョナ兄が私に朝食を渡しながら話しかけてきた もちろんその場にはお兄ちゃんや徐倫姉もいて少しばかりジョナ兄の言葉に耳を傾けつつ みんなで朝食を食べていた 「今日もいつも通りの時間に帰ってくるのかい?」 『うん!今日もいつも通りだよ!ね、承兄』 「あぁ、そうだな」 「そっか」 『ジョナ兄は大学行かなくていいの?なにかあるの?』 「うん、今日は用事があるからね」 『用事?』 ニコニコと笑っているジョナ兄がさらに笑みを深くした 笑顔のジョナ兄を見て私は不思議に思いつつも話しの続きを聞く 頭の中では何かあったかな…と思考を巡らせていたが何も思いつかない ジョナ兄はジョナ兄で秘密だよってお兄ちゃん達にも言ってるし… 「とにかくみんなが家に帰ってくるまでの内緒だよ」 『えー!もう…なら早く行って帰ってくる!』 「気をつけてね」 『うん!ジョニィ兄行こう!』 「はいはい…行ってきます」 「いってらっしゃい」 ジョナ兄に笑顔で送られ私はジョニィ兄と一緒に学校に向かった 今日一日は早く授業が終わらないかなーって思ってたから先生にあてられても上の空だったし 友達にもなにかあったの?って心配された なんでもないよって答えるけども内心は早く帰りたくて仕方なかったので笑顔で話しを流してみた 今日は承兄と一緒に帰る約束をしていたのでHRが終わるとすぐに校門前に走った 承兄はもう校門前で待っていたのでその背中におもいっきり飛びつく 『承兄!』 「ジョアン、終わったのか?」 『うん!終わった!ジョナ兄の朝の言葉も気になるから早く教室でてきちゃった!』 「やれやれ、仕方ねぇな」 『えへへ、それより早く帰ろう承兄』 「そうだな」 承兄の背中から降りて隣に立つと手を握られる 私もその手を握り返して承兄と家に向かって帰る 内心では早く帰りたいという気持ちが勝っていて承兄の手をぐいぐいと引っ張っていたが 「落ち着け」と言われて少し落ち着くことにした 学校を出てから数十分後、私と承兄は家へと帰ってきた 『ジョナ兄ー!ただいまっ!』 「ただいま」 「承太郎、ジョアンおかえり」 ≪おかえり、承太郎≫ 『あ…か、お姉ちゃん!』 「…何時こっちに来たんだ?」 「ふふっ、二人とも驚いてるね」 ≪そうだねジョナサン、この作戦は成功だったね≫ 『え、もうジョナ兄も姉もどういうこと…?うわー二人だけの秘密だなんてずるいよ!教えてー』 「ジョアン落ち着いて?とりあえずリビングに行こうか、承太郎もね」 「…あぁ」 玄関で私と承兄の帰りを出迎えてくれたのは笑顔のジョナ兄とジョースター家の長女にして イギリスに仕事で行っていたはずのお姉ちゃんが出迎えてくれた 混乱する私と承兄にジョナ兄とお姉ちゃんはにこにこと笑顔でこちらを見ていた ずるいずるいと私が駄々をこねると私の手を引いてリビングへと向かった 「で、どういうことなんだ?」 ≪仕事が一段落したからしばらく日本に来てみたんだ≫ 「初めはね?みんなにも言うつもりだったんだけど、がどうしてもみんなを驚かした言って…ね?」 ≪そういうジョナサンだって乗り気じゃなかった?≫ 「えー?そうだったかな?」 『ならしばらくは姉も一緒にここで暮らせるってこと?』 ≪うん、そうだよジョアン≫ 『やったー!姉!』 「こらジョアン、急に抱きつくとも驚くよ?」 『だって嬉しいんだもん!』 ≪まぁまぁジョナサン落ち着いて…私も嬉しいし ジョアンが嬉しいときにこうして急に抱きついてきてくれるのは昔からだろう?≫ 「そうだけど…」 『えへへへ、姉大好きー!』 ≪うん、私も好きだよジョアン≫ しばらくはお姉ちゃんもこの家にいるみたいで私は嬉しくて抱き着く ジョナ兄が咎めるけど嬉しさのあまり抱き着かずにはいられない 抱き着くのは昔からの癖だし姉もいいよって言ってくれて背中に手を回して頭を撫でてくれているしね ≪こらこら、承太郎…そんな怖い目で私を見るのはやめてくれないかい?≫ 「………」 「承太郎は本当にジョアンが好きだねぇ」 「…さぁな?」 そういうと承兄は席を立って二階にある自室に行ってしまった 制服を脱ぎに行ったんだろうか? 承兄ってば姉が来て嬉しくないのかなぁ? ≪承太郎はいつまでたっても照れ屋だね≫ 「昔からだよ」 『え、承兄照れてたの?』 「ジョアンはどう思った?」 『どう思うって…ん〜わかんない』 ≪ジョアンも承太郎大好きだから気にしなくていいんだよ≫ 『?うん』 よく分からなくて私は素直に頷く ジョナ兄も姉も嬉しそうだし頭撫でてくれるから別にあんまり気にしなくてもいいかなーなんて! 二人が嬉しいなら私も嬉しいや! 大人しく頭を撫でられていると玄関から騒がしい話声が聞えた どうやらみんな帰ってきたみたい 「ちょっとジョセフ兄貴じゃれないでくださいよ!もう…ただいまーっす!」 「軽いスキンシップだろー?仗助は冷たいんじゃねぇの〜?お兄ちゃん悲しい」 「ジョアンにでも構ってもらえばいいじゃない…ジョナ兄ただいまー」 「ジョセフ兄さんに構えるのジョアンくらいでしょ、あ…ただいまー」 「みんな帰ってきたようだし、もジョアンもお出迎えに行こうか」 ≪そうだね≫ 『うん!』 Sweet day (おかえり) (おかえりなさい!仗助兄!徐倫姉!ジョニィ兄!) (≪おかえり、仗助 徐倫 ジョニィ≫) (か、姉!?) (姉!?な、なんでこっちに!?) (やれやれだぜ…) *** もう感無量です。 悠月さんの言う設定は『星一家の長女でジョナサンと同い年でイギリスにて言葉がしゃべれないながらも 筆談で仕事でも活躍中のお姉ちゃん』です。 まさか本当に書いて下さるとは本当にもう・・・感謝の言葉しかありません! この時期はまだうちの夢主は1部でうろうろしていたので、 悠月さんに無理させてしまって逆に申し訳ないです・・・! 何せ現在声が出ない状況なので扱い辛いと思うのですが、こんな素敵な家族の一員にして下さり ありがとう御座います! ま・・・また書いて下さるんですか!?寧ろ私の方こそ夢主コラボを・・・・・・!!(願望) 駄文になる可能性大ですが・・・。 家宝の一つとしてお持ち帰りさせて頂き、そして素敵な共演、ありがとう御座いましたぁ!!