*かなり短い
*名前変換なし
「はあ、ん・・・。」
自分の口から本当に出たのかと疑うくらいの嬌声があがる。
やめろと後ろから抱きかかえる男の胸を叩くが、彼からすれば可愛い抵抗にすぎない。
服を完全に取り払わず、ブラジャーを上にあげたまま手袋越しで小ぶりの胸を揉む。
空いてる手はのロングスカートの中に忍び込み、
更にレギンスパンツという壁も越えてショーツの上を撫でた。
愛でるように秘部を撫でまわす行為にびくりと反応してしまう。
中途半端な脱ぎ方にあくまで紳士的な対応をするという映画泥棒を、改めて変態だと実感させた。
それでも彼の行為を受け入れている自分は相当甘い。
「ふ、んん・・・。」
ぐりぐりと強弱つけて執拗に秘部を撫でられる。けど、それだけでは物足りない。
それはこの男も分かっているはずだ。
私が懇願してくれるのを待ちわびながら高見の見物ばりに録画をしている。この悪趣味め。
内心悪態をつくが、もう我慢なんて無理だ。
「あっ、く・・・・・・お、願い・・・もっと、直に触って・・・っ!」
私がそう口にした途端、待ち望んでいた強い刺激が身体に回る。
いつの間にか手袋を外し、男特有のゴツゴツした指が直接秘部を撫でた。
既に濡れそぼったそこから蜜を絡んで秘芽を、何本か入れた指で膣を擦られる。
ぞくぞくと背中を電流のようなものが這い上がってくるのが分かる。
悦に浸かっているのも束の間、突然腰を持ち上げられる。
此方から何かを言う前に、性急に熱い彼のものが奥へ突かれ、痛みに混じった悲鳴を上げた。
先程の優しい前戯とは打って変わり、男の本能のまま激しく体を貫かれる。
すぐ耳元の近くから彼の荒れた息切れが生々しい。
ずぷずぷと水音が聞こえて羞恥でしかないが、今はただ快楽に身を任せるだけだった。
「はあ・・・き、もちぃ・・・うあぁ!」
珍しく素直に口に出したのがよほど嬉しかったのだろう。
映画泥棒は私の頭を撫でながら、中を抉るように腰を動かした。
何ともいえない気持ちで、私はレンズ越しにキスをした。
いつもなら嫌がる彼なのだが、今回ばかりはレンズを拭こうとしなかった。
***
リハビリに書いてみた結果。エロは難しい。
2016/11/22